Haruki Kubo

  • プロフィール
  • アトリエ風景
  • 原画ギャラリー
  • 版画ギャラリー
  • 大日如来ギャラリー
  • 展示会・活動情報
  • 最新情報
  • リンク
  • お問い合せ

作品名:久保晴輝画集『MY INVISIBLE WORLD』
作家名:久保晴輝(KUBO HARUKI)
製作年:2010年
本画集にご興味のある方はお問合せからご連絡下さい。


■KUBO HARUKIからのメッセージ

私は子供の頃夢の中でよく空を飛んでいろいろな所へ行った。両手を広げるとまるで自分が飛行機になったように一瞬にしてどこへでも飛んで行くことができ、毎晩眠りに就くのが楽しみだった。身も心も自由を堪能した。今にして思えば、あれは夢ではなく幽体離脱していたのだろう。子供の頃は皆様々な体験をする。目に見えない存在と会ったり話したり、ただいつの頃からか子供はそれを口にしなくなりやがてその存在も忘れてしまう。私も例外ではなかった。

父が亡くなり母を助け必死で働いた。19歳で株式会社を興し、20代で学校生活協同組合の指定店となり、鹿児島県下の全公立小中高校に上履き、靴、鞄などを納めていた。屋久島での出来事も、そのような仕事上のいきさつで屋久島を訪れる機会があったからである。

そして30代後半になったある日、直径30センチぐらいの光の柱が降りてきて頭の上からすっぽりと私の体の中に入った。すると体が自然にぐるぐると円を描いて回りだし気分がとても良くなった。若い頃から私はひどい頭痛に悩まされ、いったん痛みだすと鎮痛剤を飲んでも効かなかった。当日も激しい頭痛の最中だったが、信じられないことにその痛みがすっかり無くなってしまった。頭が冴え、そのときから感覚的に何かが違ってきた。

それからしばらく経ったある日、今度は天草で休憩していたとき軽く目を閉じていたら、3メートルぐらいの紐みたいなものが降りてきて私の体に入った。すると、まるで月面を歩いているように体がとても軽くなり、一歩踏み出す毎に体が50センチぐらい空中に飛び上がった。それはまるで子供の頃空を飛んでいた時のような感触だった。その晩旅館で眠りに就こうと目を閉じたとたん、霊の集団が見えてきた。そして消えた。このときから私は異次元の世界が視えるようになったのである。

以来、いろいろな次元のエネルギー存在と出会ってきた。中には愛や許しを全く知らない存在もいた。真理の道を歩むのを阻もうとする存在もいた。そのような存在と命がけで戦ったこともある。だがどのような存在でも存在自体に意味があると思う。最初は恐ろしい姿をしたものも愛のエネルギーに触れるとどんどんその姿形を変え、最後は人間の姿になった。救いを求めている霊魂にも沢山出会った。一方、地球を見守り私たち人間の目覚めを待っている存在にも数多く出会った。龍や天使・大天使といった存在は決して想像上の産物ではなく、また人類よりずっと進化した知的生命体も確かに存在する。瞑想の中でUFOに乗せてもらったこともある。

また、私は近未来の警告的なビジョンも数多く見た。このままで行くと地球は危ないという暗たんたる気持ちと、希望を捨ててはいけないという気持ちが心の中で何度も交差し、どうすればよいのか悩み自問自答した。高次元から降りて来られた愛と許しの太陽神(キリスト意識)と出会ったのは、まさにこのような時であった。許しのエネルギーは21世紀の人類にもたらされた最大の贈り物である。私たちは、望めば誰でもこのエネルギーを使うことができる。なぜなら愛と許しの太陽神は、私たちが寝ている時に誰もが行くアストラル世界まで次元降下して下さっており、私たちが望めば夢の中で誰でも出会うことができるからである。

許しとは即ち解放することである。許しのエネルギーは他人や外の出来事に向かって放射するものではなく、自分の中に向かって自分を癒し解放するために使うのである。私たちひとり一人が自分自身を愛と許しのエネルギーによって解放すれば、私たちの中に投影されている過去から連綿と続いているネガティブな想念のエネルギーも解放される。私は愛と許しの太陽神からこのように教えられた。

なぜ夢枕に立たれた観音様が私の視た異次元の世界を絵に描くように言われたのか。それは異次元の世界が存在し神仏も存在すること、そして人類が今まで夢想だにしなかった新しい時代が到来することを人々に知らせるためである。

私の描かせていただいた絵画(ヒーリングアート)を見て多くの方々が様々な反応を示された。涙を流される方々、身体が軽くなったと言われる方々、中にはアトリエの入り口に立っただけで胸が熱くなり泣きだされる方もおられた。どうやら私の絵画は異次元世界への記憶の扉を開く働きをするようである。おそらく潜在意識の中に眠っていた記憶が呼び起こされ、それが琴線に触れるのであろう。

もし私の絵の中に特に惹かれるものがあれば、その絵をじっと集中して見て欲しい。あなたの記憶の扉を開き、忘れていた本当の自分の姿を思い出すことを手助けしてくれることと思う。あなたは本来愛100%の光の存在なのである。